日々耕作

アラフォーひとり。自分が使っている身の回りのもの、映画やドラマの感想、考えてることとか書いてます。

「恋愛 仕方 わからない」

タイトルは少し前までたまに検索してたワード。
AIに学ばせて恋愛学を実践で学ばせる実験とかやってくれないだろか。本当にどうしていいのかわからない。

 柴犬さんが好きだけど、嫌いなのかもしれない、心理的誤りではないかと悩み続けてる。片思いの立場で。いやしかし、とりあえず好きな人であるのは否めず。気持ちをキープしたところでどうにもならないけど、知人と縁が切れてしまう寂しさみたいなもので、ずっと気持ちを抱えてるだけかも。
こうやってブログに書くようになってからは悩みの底に落ちなくなったけど。
(柴犬さんはこのあたり↓から登場) 

pyramidnoyoko.hatenablog.com

 柴犬さんは以前いた会社の先輩である。小さいベンチャーだったのでフラットでしたが。(身バレ防止のため実際と変えてます)

入社当初、面接や入社面談のオープンさとは打って変わって柴犬さんには壁が。つーんとした感じ。加えて、Slackで業務連絡すると私が席を立った時に返すというコミュ障な人でもあり。ドリップバッグのコーヒーを注文しといてと頼まれ、てっきり社内用のだなと(みんなでお菓子食べてる時に言われたので)思い、届いたものを冷蔵庫の上に置いてたら、来客があった時にイヤミを言われ、その後もちょいちょいイヤミを言う人でもあった。
社内ではインターンの男子大学生と女子女子女子の話題で盛り上がる。グランピングに行ってみましょうよと誘われると、そういうとこは女子と行くとこでしょという人。常に「女子」の話題。サーフィンが趣味なので教えてくださいよーと言われれば、女友達連れて来てよと言い。そこで出会いはないのかと質問されれば、ババァしかいないからwと食事の席(私と向かい合う席)で発言するような人である。先輩なのでもちろんアラフォーのジジィである。
当然のごとく嫌いだったけど、思い起こして書いてみると本当に軽蔑したくなるタイプ。

時が経つにつれ、どうしてこんなにヘテロセクシャルアピールをするのか(お前は女にカウントしてねーからと言われてるような被害妄想すら生まれてた。)
について、考えに考え、この人はゲイなんだと勝手に答えを出す。
壁を作られたのは、社長とその人は友達なので新しい人が入ってきて盗られるという敵意。彼自身はホモセクシャルである性的志向を自覚してない、無意識に自覚することを避けているから、ヘテロアピールに余念がないのだと。そうなると、なんだか気の毒になり、本人のためにも自覚できるようになった方がいいのでは、、と、何かいい方法はないかと考えていたりした。

ちなみに、私との間に立てられた壁は、何がきっかけか未だに本気でわからないが、ある日いきなりはっきりと取れた。え、なに急に?!と戸惑うくらいフレンドリーになった。
それでもやはり嫌いだった。面接の時はいかにも外資系企業でぶいぶい言わせてて、調子こいて会社作って、うぇいな感じだけど結婚し子供もいるという社会的な面はきっちり固めてるタイプの人という印象。入ってみる常時ヘテロアピール。絶対苦手。表向きはフレンドリーに。
そしてある日、バツイチと知る。小さく"やった”と心がつぶやいた。え?好きだったの?嫌いなのは好きだから?と自分の気持ちに戸惑う。本物のツンデレ

柴犬さんとは同じ業務に就き、二人で切り盛りしていた。独身と知ってからは互いに遠慮することなく思うことを言える関係となる。二人で業務をまわしていることも手伝って、精神的に距離が近くなっていた。プライベートなことも聞く。しかし、振り返ってみると自分のことはほぼ話してない。

互いに好意は抱いていたように思う。
けれど互いをよく知ってはいなかった。それを向こうは気づいていないと思う。俺はわかってるな人なので。
何でも言い合えるから精神的距離が近い。は、なんか違う気がするけど何かしら距離0レベルだった。でも、実は馴れ合いのようなもので相手をきちんと知ってはなかった。なので、段々と知るようになると、ちょっとイラっとくる行動や言動に対し沸点がものすごく低く、許容できずに強いストレスを感じるように。
なんなのそれと相手に言う。あーだこーだと言い合い→笑って丸く収まる→ひとりになったとき、いや待てよ。違うしと怒りがふつふつ沸く→Slackで文句言う→返ってくるも、期待する納得できる答えじゃない→態度に出す→向こうが怒る→ループ。
(自己擁護しておくと、後にも先にも人に対してこんな態度を取ったことないです。)

これがどこから、いつからかわからないが、関係性は私の中でどんどん悪化していき、憎しみ・暴力衝動がふつふつと湧き上がっていた。私の中と書いたのは、たぶん向こうは気にしてないようだったから。時には殴りかかりたい衝動を想像で抑え込んだほどで自分でも恐怖した。
頭がぐちゃぐちゃになり冷静に考えるなんて到底無理で、泣きたい、暴れて怒りをぶつけたい、怒りたい、悲しい。最後の方はそんな感じで衝動を抑えるくらいしか脳が使えないほど、頭の中は文字通りぐちゃぐちゃ状態だった。そして、彼の接し方はやはり私にとっては傷つくもので、さらに火を注ぐものだった。一度、俺は何を言われても大丈夫だよと言ってくれたことがあり、嬉しかったのと同時に嘘だと思った。本当にそうか試してたんだろうか。

 

柴犬さんは前職ではマネージャーであれこれと業務経験豊富だった。
集客イベントを彼と担当することになり、柴犬さんがサポート的に管理しながら進めるはずが、特にサポートや進捗管理はなく、たまに確認。日程が迫るころ、大丈夫なの?とキレ気味に確認され、業者との連絡でちょっと行き違いが起こったところで、俺がやるからやらなくていいからと外される。落ち込んでいると、完全に当て付けの大きなタメ息をつかれた。
この出来事によって、思っていた人じゃないと自分の中での評価は急降下。信頼できる先輩ではなくなった。
ただ、ちょうどその頃、新しく入った人が会社HPリニューアルを担当していて、柴犬さんはそのマネジメントもしていたのだが、そちらは全く問題なく仕事が進んでいるようだった。盛り上がる打ち合わせの声を聞く惨めさ。その人は女性だったので恋愛と仕事の面で焦りと嫉妬が混ざり、柴犬さんが取られる、彼女が好きなんだとネガティブな妄想を盛り上げ自分を追い込んでいた。

私が業務から外されてしまったことを言い訳すると
それまで柴犬さんの指示が絶対。完全コントロールの下での作業で、メール1つとっても確認される状態だったこと。
自分はイベント業務などやったことがなく、向こうはたくさんやってるから教えながら進めて行こうと言ってくれてたので、てっきり見てくれてるものだと思って報連相ができてなかった。というか、ちょっと怖くてできなかったような。
何も言われないけど相談したりしていいの?進捗伝えなくていいのかな?と心理もあった。でも、一番の理由は、単純に仕事の仕方を知らなかった、デキない人間だったから(過去形なのは何だかんだでそこで結構鍛えられ、その後の経験やらで仕事の仕方をだいぶ覚え、苦手を克服して随分進化したと思うから)である。

このイベント業務が決定打となり会社を辞めることとなる。ぐっちゃぐっちゃでぐっちゃぐちゃになって会社を去った。
(ここでも言い訳すると、ここの社長は新しい人が入ってきても1ヶ月2ヶ月で退職に追い込み、辞めると喜ぶような人。私もターゲットとなり業務目標を達成できるかにクビがかかっていた。)
辞めることが決まった日、号泣しながら夜中の12時にお客さんへ業務メールを送っていたな。。柴犬さんはというと、辞めることとなった不甲斐ない私にイライラし、八つ当たりのような振る舞いを見せるようになった。なんで八つ当たりなんだ。

Slack上ではあの女性とキビキビと業務連絡をしていて、そのやり取りを見てると、ああ柴犬さんにとってはもう私は存在しないんだなとキッパリとした切り替えを感じて、絶望感で憎しみはすごいことになってました。女性の方はというと、それまで柴犬さんと二人チームだった業務の新たなメンバーでもあったのだけれど、辞めることが決まったとたん私が邪魔だったのかなってくらい、打って変わって積極的に業務に取り組み柴犬さんと連携していた。自分で認めたくないけどやっぱ邪魔だったんだろうな。。
私は暗くしていても周りに悪いし、プライドもあるから、普段と変わらないように振る舞ってたんですが。柴犬さんは時々イラついて態度が安定してなかったような。ある日、いつものように絡もうと小突こうとして、汚い手で触るなと跳ね除けられたことがあったりなんかして。

最後の日はどうだったんだろう。あんまり覚えてない。柴犬さんに納得できないと話をしたのは、その日だったっけ。社長は辞めさせたいグループとそうじゃないグループとに部屋を分けていたので、仕事を終えて誰にも挨拶せずに会社を出たような記憶。

辞めたダメージは会社を去った翌日からズドンと落ちてきて、毎日憎しみに溢れ、柴犬さんも社長も不幸になれどん底に落ちろと、声にならないような唸り声で死ね死ね言ってた。しかも、会社にいた頃から体調が悪く、謎の頭痛症状が出ていて。辞めてからは胃も痛くなり、目が覚めてもすぐには起き上がれない日々。そんな中で思うのは、あいつら死ね。
恨みしかなかった。辞めてそう間もないのに柴犬さんとランチに行った。完全に時期を誤っていると今にして思う。
ふつうに振る舞うけど、相手の発言をその場で許しても、後ではっきり悲しくなりダメージに変わり、今度はSlackではなくLINEで長文文句を送っていた。頭が言うことを聞きたがらずアクセル全開で。
悪気があって言ったことじゃない。あの人の場合、あれが精一杯の明るい振る舞いだからと言い聞かせようとしても、許せない、傷付いたで満杯になりLINEを送る。それに対して何かしら返す人ではないから怒りは煮詰まり続け、爆発するとLINEを送る。以下ループ。

どうしてこんなに怒るのか、暴力的衝動が沸き起こるのか、傷付けてダメにするのか、反省をして必死にあれこれと考えてはいた。アスペルガーとか発達障害なんだろうかと診断受けに行こうかと悩んだ。診断は労力と時間が必要なので断念した。ただアダルトチルドレンなのは明白と思う。
というわけで、少しでも良い方向に向ければと色々検索するけれど、改善するような手段は出てこず、自分の生育環境からしてもはや普通の人生が無理なのではと負の方向へ進むばかりだった。

恋愛時における悩みも探してみるも片思いの悩みがないのだ。恋人との関係で悩んでる。私のようにスタートラインに立てない人の悩みが転がってない。あっても、いやだからそれができれば苦労しないよ、なキュレーションサービス系のまとめアドバイスばかり。見るとこ間違ってるけど。婚活でダメダメな人への厳しいお言葉とか読んで、そうだよな。。と理解はするけれど頭で納得するのみ。実行できない。
好きになる人を間違えてるんだろうか。どこが間違えてるのか。私はどうしたらいいんだ。わからない。