日々耕作

アラフォーひとり。自分が使っている身の回りのもの、映画やドラマの感想、考えてることとか書いてます。

学校で恋愛のこと教えてほしかったと思った理由②

一番の理由である存在、それはもちろん母。兄もかも。 

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 どんな母娘関係だったかというと。身体的、精神的虐待を母が娘に行うというもの。
おそらく小学3年くらいの頃から母は私をぶつようになった。ダメな子だから。叩くのも何もかも全部あんたが悪い。あんたのせい。
いつくらいから始まったのか記憶はかなり曖昧で、おそらくの根拠として、ジローというワンコ(身バレ防止のためぼかしてます)を飼い始めた時期。なぜ根拠かというと、母からぶたれるようになり、私はジローを叩くようになったから。

 ジローより前に家に来たイチロウに対しては、手をあげるどころか、家に来た初日、クンクン鳴くので親にキリがないからダメと止められても、こっそり撫でに行ってたせいか家族の中で一番懐かれてたほど。その前にも飼ってたことがあり、その子は人見知りが激しかったので粘り強く世話をして、家族を受け入れるようになった。初めて手をあげてたのはジローに対して。それまで”ぶつ”という行為を知らなかった。
最初からかというと、それはなく。迎え入れた当初はフワフワした毛のワンコなんて初めて身近に触れるので、可愛くてたまらず、めちゃくちゃ構いまくってた。が、人見知りの性格だったので、構いまくる私には攻撃的だった。
触ろうとすると隙間に逃げ込み、そこから出そうとすると唸って噛まれる。けど叩くことはしてなかった。でも、ある時、また噛みついて離さないから叩いて止めさせようとしてしまった。更に食い込ませてきたけど。
きっかけを全然覚えてないけど、たぶんこのくらいから叩くことを覚えたんだと思う。

それからは、尻尾を踏んで追いかけさせる。噛むとと叩くを繰り返すうち、ジローは尻尾を握っても怒らず、噛むこともしなくなった。けれど私は味を占めて、何かしつけを覚えさせようとか、これはダメだよと教えるとき、失敗すると叩くようになってた。
1回できないとパシっと。ダメなことをすると、お尻の方を力強く何度も。ダメでしょ!ダメでしょ!なんでできないの!?と。(私が母からされてたのと同じと書きながら気づく)気が済むまで叩いてた。一回じゃ気が晴れない。叩くきっかけが欲しいから、できることなどさせないし、できるように教えたりもしない。ぶてればよかった。

可愛くなかったのかと問われると、全く逆。可愛くて好きでたまらなかった。でも、ジローにとって一番は私じゃなく母。わたし<超えられない壁<母、くらいの差があった。毎日散歩行って、餌やりやシャンプーとか世話してたの私なんですけどね。。
ジローへの虐待はずっとではなく、中学生になると徐々に治まり、次第に無くなった。きっと母からぶたれるのが小学高学年ころから徐々に無くなったからでしょう。

大学生になると一人暮らしで家を出たので、ワンコ達には夏休みくらいしか会えなくなったけど、ジローは私に心を許すようになったよなと振り返って思う。撫でると、すぐお腹ごろんで延々と撫でさせる。手にこてんと顎を乗っけてクッションにしてきたり。外で飼ってたので、廊下を歩いてると、ちょうど見える隙間にぐいーっとリードの長さいっぱいまで来て、首をかしげてこっちに来てくれるかな?とキラキラした目で見つめる。めちゃくちゃ可愛いが散歩を期待されている。。とプレッシャーに感じてたけど、単に遊びたかったのかな。

イチロウは懐く割に心を開いてない感じがして、賢い子だったので、お手をすぐ覚えたけれど、脚に触れられるのが嫌なようで、すぐひょいっと引っ込められてた。なんかどうも自分を見ているようで、どうしても義務的に世話をする感じになってしまってた。ジローの方は無防備な感じで、我慢強かった。それもやはり自分と似てた。

2匹とも年老いても見た目に元気で、走ってもトコトコ遅いんだよねと、母に話したら、2匹とも年なんだから無理させるなと言われ、もうおじいちゃんになったと気づく。
私は2匹が喜ぶだろうと走ってたけど、向こうも私が走るから喜ぶだろうと合わせてくれてたんだなと。それからは、寝てたら死んだんじゃないかと怖くて名前呼んで確認するように。
そしてイチロウ、ジロウと眠るようにして順番に寿命を全うしたそう。
死んだと聞いたときは全然実感がなく。そうか。あと一度会いたかったなくらいだった。でも、1年くらい経ったときに、ふと、ジロウのことを思い出し、今までありがとうと唐突に浮かんだとたん、ボロボロボロ泣いた。

それからずっと死に目に会えなかったことが苦しく。見届けることができた場面を想像して号泣するをよくやってました。最近、その悔やみが軽くなったのが、Instagramでイチロウ、ジロウと同じ犬種専のアカウントをフォローしてて、その中で天国に旅立ちましたとペットの遺体をアップした人がおり。なんかそれでやっと死に目に立ち会うことができた気がして嬉しかった。
インスタに上げるて承認欲求でおかしくなってる。。と引く方だったけど、こんなこともあるのだなと飼い主の方にひっそり感謝してます。

話がだいぶ逸れたので、つづく。